金ピカ教育相談室

金ピカ先生が、皆さんの様々なご質問・ご相談をお受け致します。

今週の相談

q.

うちの身内の子がドラフトで選ばれそうです。親戚中栄誉なことと喜んでますが本人も家族も困惑しててうっかりしたことがいえない状態です。これから私が書くことは私と親戚の思ってることでして本人と家族には関係ありません。まあ私の独り言の相談だと思って下さい。私は昔から阪神ファンでアンチ巨人です。甥一家もアンチですが入団となると話は別です。これ私の独り言ですが、やっぱり入団するなら巨人じゃなきゃ後の収入が違ってきます。個人の就職の自由を奪うドラフトは酷いと思いませんか?個人的には巨人ばかり勝たせない戦力均衡のドラフトには酸性なんですが。自由の好きな先生はどう思われますか。この制度がある限り運まかせしかないんですが。

 

 

 

ans.

 仰る通り巨人だと収入が他球団とは違いますね。 クライマックスシリーズでの巨人のスタメン合計年俸18億円超、広島は4億円強、阿部の年俸が5億7千万と報じてたTV局がありました。西本(当時投手)最後の年に長嶋さんは巨人に呼び戻しました。当時のピッチングコーチ堀内さんは「登板機会なんてないのに監督は何考えてるんだろう」と不思議がってました。長嶋さんの観点は「巨人で引退すれば、TV、ラジオ、スポーツ新聞の解説の仕事が入り易いだろう」でして実戦起用の意図はありませんでした。だからあなたが御書きになってる事は正しいです。さてドラフト制は今の指名入札、ウェーバー方式では、選手の球団選択の自由がほぼ無いので、選手の海外流出の問題が発生。海外流出しても戦力の均衡化と言う目的は達成できます。 さて仰る事は理解できます。昔のように新人選手獲得を各球団の自由にした場合、巨人(私は昔から巨人ファンです)に有力新人が集中するでしょう。巨人が常勝になった場合、他球団の球団経営はどうなるでしょう。試合相手の球団が無ければ巨人1チームだけでは球界が消滅してしまいます。そうならないよう、ドラフト制、セパ交流戦、釈然としないクライマックスシリーズがあります。球団経営が破綻して球界が消滅してしまえば個人の自由が吹き飛びます。だから大局に立てばドラフトは止むを得ない気がします。