今週の相談

q.

僕の長男の大学のことで迷ってます。長女は慶應です。長男は今回バカ大学しか受からず僕は学費を出す気がありません。コストパフォーマンスが悪すぎますから。とはいっても親ですから迷いはあります。昔先生に習った時先生は大学名を挙げてこの大学以外なら将来自分の子供には学資出さないと仰ってましたよね。僕も同感ですが先生今でもこの考えは同じですか？娘の時は嬉しくてクラブでも小遣いでも娘の言いなりに出しました。僕は先生と出会って人生が１８０度変わって早稲田へ行きました。早慶戦の時は家庭内で娘と分裂ですが嬉しい対立です。さて今回どうしたらいいでしょうか。先生はご自身の意見を押し付けない人であることはよく存知上げててますが僕は教え子ですのでズバリ仰って下さい。先生のますますのご活躍を祈ってます。

ans.

　コストパフォーマンスは和製英語で正しくはcost effectiveness（コーストイフェクティヴネス）です。

　さて昔の発言は若気の至りでしたね。学生に対する影響力を思うと発言には注意が必要だと改めて痛感させられます。当時はそのように思ってましたが年をとると変わって来ますね。私は都立高校に受からず池袋の線路淵で隣がトルコ風呂（当時の名称）の芝浦工大付属高校にしか行けませんでした。これが長年の劣等感でしたが今ではこの高校に感謝してます。私には最高の高校だったからです。どんな学校でも自分に＋になるよう変えればいいだけの事です。もしあなたが今回学資出さなかった場合、御子息との関係が破綻します。あなたが高齢者になった時に悲惨な思いをします。御子息にチャンスを与えられたら如何でしょうか？多分御嬢様の時とは違って御子息が受かった大学では金をドブに捨てるような物と御考えなんでしょう。視点を変えて、家庭安泰の為の保険料支払いと思われたらどうでしょう。